引っこ抜かれた「自分」を取り戻すため、趣味や夢に挑戦して自由に楽しく生きようともがいてるブログ

自分がわからないなら問いかけて!自分をもっと喜ばせてあげよう!

 
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こんにちは、らうです。

毎日ワクワクすることを見つけて、自分を整えて行こうと思っているのに、どうしてもモラハラ記事ばかりになってしまってる。

今日は、私がモラハラ夫との生活でヘロヘロになって、自分の生きる意味が

「ちゃんと怒られないように生きる事」だった時、私を私に引き戻した出来事がいくつかあった。

心に響く事は人それぞれ。でもハッとした出来事。

「自分が自分を喜ばせて生きてるか」考えさせてくれた人々に感謝したい。

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嬉しそうにキャンバスを抱えて走るおばちゃん

家の近くに、市のカルチャーセンターみたいなものがあって油絵や仏像彫りなどを教えてくれる場所があった。

私は旦那に言われた和牛の肉をなけ無しのお金を握りしめて買いに行くところだった。

広い公園に落ち葉が落ちて、カラカラと音を立てた。

大好きな秋も、ただただ身も心も寒い。頭には

(今日は怒られないといいな・・・)

(今日は機嫌いいかな・・・;)

(肉なかったらどうしよう・・間違えたら殴られる)

とにかく旦那がどうしたら怒らないかしか頭に浮かんでこない。

 

そこに颯爽と嬉しそうに油絵のキャンバスを持ったおばちゃんがカルチャーセンターに入っていく。

 

(・・・ああ、お金にもならないのになんであんな事するんだろう)

 

 

 

 

自分にハッとした。

 

立ち止まって涙がとまらない。

私はなんてゲスな事を考えるほどにまで落ちてるんだ。

 

私は美術が好きで、芸術が好きで、美術大学にまで行って・・・・

感覚がおかしくなってる事に気が付いた。

「ただ怒られなければ幸せ」という境地にいる自分。

日々の願いは「子供たちが殴られない事」「怒られない事」

日々の目標は「怒らせない事」 それ以外なかった。

好きな事を少しでいいからこっそりやってみよう!そう思った。

 

土日はグランドピアノを借りに。キレイな音のために体を鍛える人

ピアノをたしなむ男性の知り合いがいた。

ピアニストなわけではない。会社員で独身の人だった。

趣味だけど、とてもマニアックで情熱をかけていた。

仕事以外の生活のほとんどが音楽だった。

土日はグランドピアノのあるホールを借りて練習をして、綺麗でクリアな音を出すために体を鍛えていた。

指のケアも怠らず、日々ただ自分の求める演奏ができるよう生きていた。

 

 

「独身で家族がいないから出来る事だよ。

だかららうさんが俺みたいにしたくても無理だよ。よくばりってやつだ(笑)

俺はその代わり、家族とか子供とか、既婚者が持ってるものは得られない。

でもそれでも、少しは求めたっていいんじゃないか?

ホールで練習しろなんて言わない(笑)

でも、らうさんの「ピアノが好きだ」って気持ちを捨てることはないんじゃないか?」

 

 

なぜ私に自由がないんだろう・・・

音楽を部屋で聞いたり、ピアノを弾いたり、絵を描いたり、本を読んだり。

自分に意識がいくものはすべて駄目だった。

 

「俺をみてろ」という異常なまでの執着。

見れてなかった時の制裁、怒りが怖かった。

私は全身あの人に支配されてるようだった。

見えない鎖、檻の中にいるようで逃げられない。

 

デザインの仕事をしている時だけ、私の体は自由だった。

会社に行っているという事で、私はその時だけ檻から出れた。

 

こっそりと仕事を早退して、ピアノのスタジオに行ってみた。

ブランクが20年以上ある。

うまく弾けるわけないけれど、せっかくだからグランドピアノの部屋を借りた。

1時間1500円。広くきれいな部屋だった。

すべてを把握しないとキレる旦那にはもちろん早退したなど内緒だ。

 

 

ピアノの響く音。

ただ1音だけ音を出してみる。

透き通った音が、心をなでていく。

なんかまた泣きたくなる。癒されて毒が流れていくような感覚だった。

 

そうだった・・私は自分に向いてるのがすごく好きなんだよね。

思い通りの音もでない、指も動かない。

でもとても気持ちがいい。

「おかえり」自分に言いたくなる素敵な時間だった。

夢中で自分の好きな事をする楽しさを思い出した。

 

師匠に習いながらヨガの先生をする経理の人

会社にいた経理パートさんはヨガの先生だった。

「ヨガインストラクターだけじゃやっていけないから」という理由でパートに来ていた。

経理という仕事柄がそう見せるのか見た目はヨガの先生には見えない。

眼鏡をかけて、キリリとしていた。

そんな経理さんは40代で独身だった。

自分のやりたいことをやってて、すごく素敵に見えた。

「パートだし、若くないし、全然素敵やないやん!」と困った顔をしていたが、

ああ、こういう自分に向き合ってる生き方って素敵だなー!とドキドキした。

 

ないものねだり。

私には子供も3人もいて、独身の人みたいにしたいなんて欲張りだ。

でも、ほんの少しだけ、出来る範囲で求めたっていいじゃないか!

ヨガを家でやってたら、モラ夫がまた

「呼んでるだろ!こっちへこい!!」って大騒ぎでポーズなど決めてられない。

小さな自由。それすら許されない世界。

私は檻から出たくて仕方なくなってきた。

気が付かなければ、自分の小さな自由さえも求めなければ

私はずっと檻の中にいるだけだったと思う。

自分さえ殺せば、

誰かに迷惑をかける事もなくいられたからだ。

 

雑誌の香りが好きだからファッション雑誌を買う人

とっても嬉しそうに新しいファッション雑誌を買ってくる同僚。

年上で2人の女の子のママだった。

すごくオシャレで綺麗な人だった。

お昼休みに夢中でファッション雑誌を読んでいた。すごく嬉しそうで楽しそうだった。

あまりに可愛らしく嬉しそうなので声をかけた。

「この新しい雑誌の香りがめっちゃ好きやねん♪気持ちが上がるやろ?

自分のほしいものは買っちゃう!

もう自分を嬉しがらせる事しか考えてないねん!(笑)

 

その屈託のない笑顔にドキドキした。

自分を嬉しがらせる!?なんて楽しそうなんだ!!

 

私は自分のほしいものさえ何一つなかった。

ただ「怒られない生活」がほしかった。

だから自分を喜ばせるなど考えも及ばなかった。

自分の欲しいものが何もない事に気が付かなかった。

 

まとめ

自分を見つめる事。

言葉でいうと軽く浅く流れてしまう。だから気が付かない。

「ほしいものがあるか」

「やりたいことがあるか」

どうか自分に問いかけてほしい。

「ない」と思ったとき、危険信号だよ。もっと自分に気が付いてあげて。

あなたは旦那ではない別の人間なんだから、すべて許しを得ないと出来ない状況は正常ではない。

 

俺だけを見てないと怒られる生活。

他の男性とかではない。私には自分を見つめる事さえも許されていなかった。

「ただそこにいるだけでいい」と言っていた。

甘い言葉ではない。何もしちゃいけない、そこにいるだけだ。

 

もっと自分を喜ばせてあげよう!

もっと自分の声をちゃんと聴いてあげよう!

どうしたい?何がすき?何がほしい?

自分に問いかけて聞いてあげよう。

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