DVモラハラ夫は決まりや禁止項目が多い。俺ルールで作った謎の禁止事項『食べ物②』

夏休みが終わってだいぶ心に余裕が出来てきて新しい事に挑戦したくなってる、らうです。
「食べるな」というか食べてるといつも「クズでどうしようもない奴」と非難されたものを、食べれる幸せ♪
何を食べててもあんな蔑んだ眼で見られないですむ日々は、毎日が自由でちゃんと息をしている感じがする。
子供達も今すべての事が自由で幸せだと言ってる。
何が自由なのか。
本当の不自由とはなんなのか。
子供達の方が体験し自分の求める自由がなんなのかわかったようだ。
振り返ることで、私はクズと言われる必要はなかった。と上書きすることが出来る。
ふりかけ禁止
子供達は小さな袋に入ってるドラえもんのふりかけだったり、アンパンマンのふりかけが大好きだった。
味というより選ぶ楽しみ、絵柄を見て選ぶそれ自体が楽しいんだと思う。
「今日の夕飯の時にちゃんとおかず食べたら、ふりかけかけてもいいよ♪」と子供達とるんるんで買ってきた。
それを見るや否や怒っている。
「こんな家畜のえさ買ってきやがって、ほんまにクズだな。死ねよ」
「いやぁ・・・そんなに怒らなくてもいいじゃん?ちゃんとおかず食べればうちの実家はOKだったけどだめ?」と言うと、
「だからお前んちはアホ一族なんだな!!そんなんやからお前みたいなクズになるんだ!!!」と、実家まで馬鹿にされて怒られる。
「わかった。だったらもうそのアホどもに二度とふりかけ以外食わせるな!!」と言い出す。
数時間ふりかけについて怒られる。
・・・わかった。
もうこれは会社の主婦の方にあげてこよう・・・。
次の日会社で「なんかふりかけって関西ではかけるとダメな感じ?」と聞くと、
「なんでやねん(笑)そんなんないでー?」と言われた。
とりあえず嫌がってるし、ふりかけ食べなくても生きてはいけるし、じゃあ買うのやめるか。と買うのをやめた。
とうもろこし禁止
お父さんが夏に送ってきてくれるトウモロコシはとても美味しく、甘くてシャキっとしてて最高だった。
送られてきたその日みんなで食べようとふかしていたら旦那が家に帰ってきた。
「はぁ・・お前たちそれ食うの?」
「うん!これ超美味しいよ!お父さん送ってきてくれたの♪」と嬉しそうな私に
「そんな豚が食うもんや!虫だらけや!!お前はなんも知らないんだな!!どうやって生きてきたんだ?信じられへん・・・。そんなもんよく平気で俺に食わせようとするな!!!!クズ女が!」というのだった。
「いや、これはめちゃくちゃ美味しい高級品だよ!虫とか失礼な事を言わないでよ!クズとか失礼だよ!」というも全然聞いてない。
子供達も嬉しそうにしてたのに食べることが出来ない。
排泄しきれなかったらまたそれを食わせると言って、延々と気持ちの悪い話をされる。
トウモロコシはめんどくさい事になるからやめよう。
こんなに嫌な事言われるぐらいなら食べない方がマシだな・・・食べなくてもまぁ生きてはいけるし。と買うのをやめた。
トーストパン禁止
パンが焼ける香りとコーヒーの香りってすごく幸せなイメージ。
しかしトーストを食べることは許されなかった。
私は食べてもいいけれど、子供達は食べると怒られる。
トーストが焼けるチーーン!の音とともに、ふすまがバン!!!!と開いて、
「てめぇ・・・何くってるんだ」と睨みながら出てくる。
まるでワニが水から上がってくるようなそんな雰囲気。
すくみあがるしかできない。
「パンくず落としたらてめぇどうなるかわかってんだろうな!!!」
言われた長男は完全に肩があがって不自然な緊張状態でパンを食べている。
「なんでコイツらがパン食ってんねん。クズが落ちるだろうが!!少しでも落ちてたらお前舐めて掃除しろ」と私と長男に言ってくる。
まるで昭和ドラマの姑のようにスッと床を指で触って確認している。
怒るきっかけを探すかのように、手のひらでスッと床を触る。
「ほらぁ!あったやないか!!!舐めろ!!!早く舐めろ!!クズが!」と迫ってくる。
嫌だと舐めろが続き、
「これだから関東のやつはおもんないねん!!カスがよ!!もう二度と食わせんな!!」と最終的にはすごい怒ってしまい頭を叩かれて、バン!!とふすまがしまった。
まるで嵐が過ぎ去ったような消耗。
「ママ・・僕はもうパンくずを落とさず食べれそうにないからパンは怖いので食べない。」
そう言ってまた食べれるものが消えた。
なんなんだ・・・おもんない(面白くない)だって?
関西だったらここで面白おかしくなんていうんだろう?と悩む。
会社の同僚に相談する。
「何が悪かったんだろう?関西の人だったらうまい事かえせるの?私はなにかボケを振られていたのだろうか??」そう悩む私に、
「いや、だいぶ変わってる人だと思うんやけど。でもどんなに頑張ったとしても関西スピリットをらうさんがインストールするのは至難の業だと思うで(笑)」と同情された。
結局なんて返せばいいのかわからないのでまたこの話にならないようにパンを子供達に食べさせるのをやめた。
自分軸がどんどん揺らいでスカスカになっていく
自分軸がしっかりしていれば、旦那がどう言おうが周りの人がどう思おうが平気なのかもしれない。
自分だけじゃなく、子供もこの土地になじめなくなっちゃうな。など考えすぎたのかもしれない。
もともと自尊心が高くないのに、自分軸を持ってあの激しい中を動くことは出来なかった。