私の寂しさに初めて気が付いてくれた!と思った人の正体は、モラハラ夫だった

こんにちは、らうです。
「自分を知る」という作業はとても難しい。言葉ではとても軽く知った気になる。
しかし私は、今40歳手前にして「自分を見つめる覚悟」をやっと決めた気がする。
本当の自分。
なんのしがらみも常識もない世界で「本来の自分」を知りたい。
そう思わせた、ぶっ壊した張本人に感謝などないが、私が長年思っていた漠然とした疑問を考えなければいけない状況にしたのはあの人だ。
ただ私はこれを乗り越えて、誰の目も気にせず「自分がしたいように人生をふざけて面白おかしく生きてやる!!」と自分の覚醒を目指したい。
今までの私も好きだった。
でも弱いなら弱いまま、寂しいならさみしいままで、もっとでっかい人生感を持ちながら生きて行けるように。
小さな黒点
私はものすごい前向き思考で、人懐っこく誰とでもスッと話せる。
いつも笑っているので「目を開けなよ(笑)」と言われるようなハッピーさ。
会社の後輩には軽妙ですよね!憧れます!と言われるような人だった。
爽やかな笑顔で挨拶しながら近くのカフェのアイスコーヒーを持って出社するし、ガラッと事務所の雰囲気が明るく元気になるし、人生の余裕を感じた!と言われて、いつもの自分のルーティーンがそう思われていたなんて驚くと共に、とても嬉しかった。
「そりゃぁ、毎日楽しいからなー!フフ!」と答えていた。
そんな私が前を向けないくらい、
じわじわとモラハラ夫は私を壊し、完全に「自尊心」を根こそぎゲラゲラ笑いながら抜き捨てた。
簡単に抜いたというより、
誰も見つけなかった自分も気づかないぐらいの
「小さな黒点」に優しく目印の針をたてて
丁寧に糸でつなぎ合わせて結んで、
「辛かったな・・かわいそうに。」とそっと
「大丈夫、大丈夫だよ。無理をするな。俺はわかってるよ・・・」と撫でるように
「辛かっただろ・・・。お前のせいじゃない。環境が悪かったんだよ」と針の頭を叩き続けた。
その結果、小さな穴がつながって割れ
真っ黒い大穴とつながった。
「なにこれ?私が今まで立っていたのはなんだった?」と茫然とする私に
「ほらみろ、お前はなんにもない人間なんだ」
「俺はわかっていたよ?お前を作るすべてがクズだって事を!!」と
穴を指さして腹を抱えて狂ったようにゲラゲラと笑う、旦那がそこにいた。
きっとその「小さな黒点」は私が誰に気が付いてほしかった寂しさだった。
壊されてやっとその小さな黒点の意味が
私の持ってる「悲しい、許して」だったと気が付いた。
今まで誰にも
気づいてほしいのに気が付かれず、
それはひどいねと共感してほしかったのに自分さえも目をそらしてた黒点に
初めて気が付いた人は、
癒そうとしてるように見えた人は・・・・
悲しそうな顔をしながら、笑いをこらえ叩いていたのだ。
人が「自分に絶望する姿」を見たがってる人
それがモラハラ夫だった。