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DVモラハラの被害者体質になった原因を探る(中学校)生徒へ刃物を渡す担任への不信感

2018/10/03
 
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こんにちは、らうです。

被害者体質になった原因を探るべく、幼い時から振り返ってみているが、平凡だと思っていた日常の中で覚えてる異様な記憶や場面。

その時にはあまり深く考えていなかった。子供の純粋さ故なのだろうか。

今深く考えてみると違った見え方で冷静に感じる自分がいる。

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担任に先生の腕を切りなさいと言われる

その日はなんだか細かい事をしたかった。

退屈な学活は私をぼーーーとさせた。

ぽかぽかの日だまりの中、シャーペンの先で机をなぞる。

どんどんなぞっていくと、だんだん彫りたくなってきた。

 

シャーペンの先でカリカリとじっくり彫っていく。

ぼーーーとする中に何かすごい視線を感じた。

 

 

先生がこちらを見ている。

 

 

 

大きく見開いた目。

怒りに震えるその顔は、大切な人を目の前で壊されたような

異常な殺気を放っていた。

 

 

ヒッィ!!やばい!!

身の危険を感じるそんな表情をしていた。

 

 

「こっちへきなさい・・・・」

先生は私を前に呼んだ。

 

 

しぶる私に先生は激しく声をあげた。

前に行く。やばい・・・これはマズイ。

 

 

みんなが見ている。クスクス笑う人などいなかった。

クラス全員が恐怖で沈黙した。

 

 

先生はカッターの刃を長く出して私に向けた。

「これで先生の腕を切りなさい。」という。

手渡されるカッター。

机の事を怒られるんじゃなくてカッターを渡され困惑する。

 

 

これはどうゆことだ・・・何を考えろってこと?

机も切ったら痛いだろ?って事?

グルグル先生の意図を考えているうちに、

 

脅しかな、ムカつく!と思ってきた。

言われた通り振り上げたらじゃあどうなるの?と私は脅しを脅しで返そうとした。

出来る限りの反抗だった。

 

おもいっきし振り上げてみた。

振り上げても先生は表情を変えない。

私にそんな事できないのは誰が見てもわかる。

ぽかぽかで気持ちいいなー、なんて言ってる子だ。

 

 

 

「出来ません。すいません・・・。

机を傷つけてすいません。もうしません。」と

振り上げた手を下した。

その瞬間、先生はカッターを持ってる私の手を掴み

 

「こうするんだぁぁぁあ!!」

すごい勢いで私に先生の腕を切らせた。

何度も何度も。

繰り返しいつまでも切らされる。

 

「ぎゃぁ!いやぁぁぁあ!!」と悲鳴を上げても

先生は手を放してくれない。

病的に何度も何度も切りつけさせられる。

私の手に、人の肉に刃が食い込む感覚が伝わり

全身の力が抜けていく・・・

 

「あなたがしたことはこういう事です!!」

 

そう言って壁にそのカッターを投げた。

カッターが教室の壁に刺ささった。

 

 

あぁ・・カッターってあんな風にうまく壁にささるのね。。

嵐のあとのこの冷静さはモラハラ夫が暴れた後にもたびたび感じた。

心の防衛反応なのかもしれない。

 

茫然とする私たちを置いて、先生は教室から怒って出て行った。

クラスメイトが寄ってくる。

「一体何したの?先生あんなに怒って・・・」

「超怖いんだけど!大丈夫?!あれマジで手切れてるの?!」

 

 

 

 

「いやぁ、シャーペンの先で机を削ってた・・・」

 

 

「え、それだけであそこまで・・・」

みんなが沈黙する。

 

私の手を友人が撫でてくれる。

肉に食い込む刃の感覚が撫で落とされていく。

怖かった・・・。

刺されるより「刺されさせられそう」で怖かった。

 

 

誰も削ってた事を「お前が悪い」という人はいなかった。

「机はダメだけど、壁はカッターでやってもいいのか」

先生の矛盾を口にする男子たち。

 

クラスがが絶望的な一体感でまとまりはじめた。

振り返ってみて思った事

自分の子供がこんな状況だったら、親として知っておきたい事だなと思った。

しかし私は親にこんな事があったと詳しくは話していなかった。

「お前が悪い」と言われる気がしてたからだ。うまく説明できる気がしない。

たしかに机を削ってはいけない。でもこの事件の問題はそこじゃなくて異常な恐怖を味わったという部分だと思う。

モラルを盾に問題をすり替え恐怖を与え支配しようとする。まさにモラルハラスメントではないか。

先生の言う事は聞かなきゃいけない。

大人の言う事は聞かなきゃいけない。

机を削ってはいけない。

モラルを盾にその後された事を正当化される。説明ができないもやもや。

うまく説明できない私たちには、安全地帯はどこにもなかったし、助けを求める場所もわからなかった。

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