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DVモラハラの被害者体質になった原因を探る(中学校)署名を集めて教育委員会へ提出

2018/10/03
 
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自分の気持ちのあげ方をいろいろ試している、らうです。

中学時代の事は、大人になって思い出してもいまだにゾワっとする。

 

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DVモラハラの被害者体質になった原因を探る(中学校)担任の先生がクラス全員を監禁する

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DVモラハラの被害者体質になった原因を探る(中学校)先生から逃げるのに失敗し怖い目にあう

誰かが先生を変えてほしいと署名を集めだした

誰か集めだしたのかわからないが、バインダーが回ってきた。

「先生を辞めさせてほしいって署名集めてるから名前を書いて」

クラス全員が名前を書いたところで、別のクラスの子たちが

「うちのクラスでも書いてくるよ!」と走って持って行った。

離れ小島のように1クラスだけポツンとあるので、私たちのクラスがこんなにひどい事になってるのを知ってる子はそんなにいなかった。

 

署名が各クラスをまわり、7クラス全部に知れ渡った。

理科の先生だったので、担任じゃないクラスでも教えているため「変な先生」というのは有名だった。

「じゃあ理科の先生も変わるって事!?」みんなこぞって署名してくれた。

 

「クズの余りもの」と呼ばれた私たちが先生に反逆する。

失敗は許されない。

失敗したら一層の監禁が待っている。

 

静かにいつも通りバレないように、じわじわと署名を集めて、先生に見つからないようにクラス全員で校長室に行った。

「な、なんだ君たち・・・」明らかにひるんでいる校長先生。

「校長先生もわかってると思うんですが、先生をやめさせてほしいんです。署名を集めました。」

学級委員が手渡す。

校長先生助けて・・・お願い!怖い!もう無理!

一斉に口にしだす生徒たち。誰かが「シー!!バレるよ!!」と言ってなだめた。

 

「わ、わかった。とりあえず教室に戻りなさい。署名はたしかに受け取りました。」と言われた。

 

これで解放される!!あがっていくテンションを抑えながら、その日も先生の機嫌を損なわないように俺ルールの言いつけを守って掃除をする。

 

・・・見てろよ。。もうすぐお前を詰めてやる!!

この縛り付けられた生活からの開放がもうすぐだ。

いつもより明るい笑顔の掃除時間だった。

 

教育委員会が授業を見に来る

署名を提出して数週間後、朝の時間に先生がこない。

違う先生が来て、今日は教育委員会の方々が授業中後ろで見ることになってます。と私たちに伝えた。

「今までいろいろあったかもしれないが、今日でわかるから」

 

わかるだって?!

授業中にチョークの粉を素手で拾えとか言われないし、宗教活動もしないだろう。

一体何がわかるっていうんだ・・・ そう思っていた。

でも何かが変わる。私たちが動いた署名で今日先生は終わる!と喜んでいた。

 

教育委員会に恐ろしいほどに怯える先生

授業が始まる。教育委員会の人が後ろに二人立っていた。

何か書き留めるバインダーをもって、参観ではなく「調査」のいで立ちだった。

 

先生が教室に入ってくる。

手足が同じ方が出ちゃって、歩き方がおかしい。

いつもより目が血走り見開いて、口は笑ってる風に開いている。

瞬きがなく脂汗をかいて、異常なまでに震える手で黒板に「理科」と書いた。

途中でチョークが何度も折れる。

笑い顔で固まっているため、唾が呑み込めていない。

何度も垂らした。

 

 

・・・・だめだ。

怖い。

 

見ていられないほど緊張し、動揺しているのがわかる。

死刑執行前、人はこうなるのかなって思えるほどに、怯えて震える先生がそこにいた。

まともに教科書も読めない。

 

授業を受けてるはずなのに

1時間、人が怯え恐怖で震える異常な緊張状態を見せられた。

 

どうだ!!先生は今日で終わりだ!!ヒャッホー!な気分になると思っていたのに、全然違った。

まるで人を陥れたような罪悪感を感じる。嫌な異様な時間を過ごした。

 

地獄絵図。

生きながら焼かれてる人をずっと見ているような時間だった。

 

30分ぐらいで教育委員会の人は廊下に出て、何か話していた。

先生の緊張はチャイムがなるまで廊下の教育委員会の人に向けられていた。

チラチラみながら息が上がっている。

 

 

早く・・終わってほしい!!!

見ていられない!

 

やっとチャイムが鳴る。

大きく静かに息を吐きだす生徒たち。

先生は教育委員会の人から何か説明を受けている。

猫背になって小さくなって、そのまま職員室の方へ連れていかれた。

 

 

私たちは喜び合う事はなかった。

「超怖かったね・・・」と少しの言葉を交わすだけだった。

 

その後先生は教室に戻ることはなく、荷物も置いたまま二度と学校へ来ることはなかった。

私たちには新しい担任の先生がついた。学校主任。

いつも校長先生の隣にいるベテランの優しく厳しい先生だった。

中学校を振り返って

恐怖の体験というのは、体験した者同士で言い合う事があまりない気がする。

中学でも卒業まで、クラスの友人とそのモラハラ先生の話をすることはほとんどなかった。

体験した者同士だと、嫌な部分を伏せたり「なかったこと」にすることが出来ないからだと思う。

恐怖を感じる時は自分の、人間の汚い部分が出てしまう気がする。

それを見られてたり気が付かれてたりするのが、怖いのかもしれない。

 

私と子供達も本当の恐怖や酷い仕打ちの場面ほど、話すことはない。

それぞれが助けられなかった無力さ、抵抗でなかった無力さを直視したくないし、指摘されたくないからだと思う。

 

誰か第3者に話して自分の中で消化するほうが、傷が深くならなくていい。

子供達が個別に児童相談所でカウンセリングを受けているのはいいことかもしれないなと思った。

 

私は中学でモラハラにすでにあっていたとは、思いもしなかった。

 

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